大往生、

先週16日。

母方の祖父が亡くなりました。

享年92歳。

大正12年生まれだったかな…
15歳で郵便局に入社、2年くらいで兵隊に取られ、海軍に入隊。

途中怪我をした事により舟(戦艦)に乗らず、長崎の五島列島でモールス信号の通信兵として終戦を迎えたとのこと。

その後、郵便局に戻り、5人の子をもうけて育てました。

その3番目の子がワタクシの母でございます。

怪我の功名と申しますか、怪我が無ければ戦艦に乗って戦死していた可能性も高く、今、ワタクシが生きている不思議を感じるわけでございます。

うまいこと繋がれた命のリレー。
これをまた大事に繋いでいきたいとあらためて思った次第です。

毎晩晩酌を欠かさない爺さんでございました。

今頃あちらでも好きな酒を飲んでいることでしょう。

亡骸を前に、あちらに参った際には酒の美味しい飲み方を教えてもらいたいとお願いしました。

死は一時の別れをもたらしますが、何れは己も同じ場所へと参る身。

暫しの別れと考えて、日々を懸命に生きて、またの再会を楽しみにしようと思います。