カチアゲタノカ、ドウナノカ

今とある掲示板でカチアゲたかカチアゲてないのか。

ワザとなのかワザとではないのか。

がギロンになってたりします。

問題のシーンを観れば、カチアゲてるように見えます。

が、倒そうという意思ではなく、相手の気を挫く為に、強く押した。

カチアゲ気味に。

ヘタレも以前他所の練習試合で似たようなことをやられてましたが、ありゃ危険ですよ。

首から上を思いきり押せば、止まっている相手は仰け反るくらいで済みますが、向かってくる相手、特に打ち込んだ相手は、どうしても上体の方に意識が行きます。

その時に首から上をドンッとタイミングよく押せば、受け身を取れずに仰向けに倒れるのは必至。

脳震盪を起こしたりと大変危険でございます。

勝つためには、そういう技(?)も必要なのでしょうかね?

今回のやり方は、つい最近覚えました的な感じではない感じがするので、恐らく、小学生~中学生の時からやってきているのではないでしょうか。

剣道は格闘技である

ということは重々承知していますが、あれはやっぱり何か違う気がします。

相手の気を挫くことを教えられるなら、相手を命の危険に晒さないことも教えなくてはなりません。

勝利至上主義だけではなりません。

剣道とは何か。
剣道を通して何を教える、伝えるのか。

指導される方は、一杯学ばなければなりませんね。

大変だとは思いますが、今の子ども達の人間的成長の一助となって下さいませ。

どうぞ宜しくお願い致します。