ヘタレちゃんの記録

「ついに来た夢の頂点

早いもので、もう一年。
一年前のヘタレちゃん達は、KZ市で開催された大会で激闘を繰り広げておりました。
試合形式は玉竜旗ばりに抜き試合。
K中女子Aチーム
先鋒ホノ(2年)次鋒ヘタレちゃん(2年)中堅ミツ(1年)副将ネコ(2年)大将オサキ(2年)
Bチームは三女含む1年生4人とN中2年の混合チーム。1回戦で敗退でした。

ここでブレークしたのは先鋒ホノ。ヘタレちゃんと一緒に中学から始めたホノは、1年生からレギュラーを奪われても腐ることなく稽古に励み、この頃には出小手を習得、一番の成長株でした。
1回戦、そのホノがいきなり5人抜き
2回戦も4人抜きの活躍です
3回戦。隣県の強豪O中との対決。ホノ引き分け。ヘタレちゃん引き分け。ミツ引き分け。ネコ勝ち。
副将ネコ対O中大将。O中大将は隣県1位の実力者。息詰まる間合いの攻防。相手の鋭い面がネコに放たれ…その刹那、ネコの出小手が決まりました
K中準決勝進出です

準決勝の相手はT中。中体連最終試合で激闘の末、辛くも勝利した相手です。
先鋒ホノ・ヘタレちゃん・ミツ・ネコ皆引き分け。
大将オサキに全てを託します。T中大将Nさんは出小手と返し技の名手。
オサキが攻めればNさんが返し技で応じ、引けば小手を攻めてきます。オサキも相手との呼吸を良く読んで、面、小手面と繰り出します。そのまま決着つかずに延長戦へ。
2度目、3度目と決め手なく繰り返される延長戦。
長い闘いの疲労からか、いつの間にかお互いの間合いが近付いていました。
「面有り
ギリギリの消耗戦の中、オサキの面が決まりました
大将の粘りによりK中、ついに決勝戦に進出です。
ついに来ました。あの「お荷物」チームが決勝の舞台に
間違いないです。
実力がついてます

夢の決勝の舞台。

このまま一気に頂点へ

ヘタレちゃんの記録
次回「決勝戦