無念な思い

終戦
相手は上段2枚。

上段を苦にしないのは、ユカ、ユラリンコ、ヘタレの3人。
※ユラリンコはあまり考えないタイプ

上段に対して「突ける」のは

ユカ、ヘタレの2人。

上段に対して突きを決めたことがあるのはヘタレ1人。

前の試合で上段に右小手決めて勝ったのはヘタレ。
前の試合で突きを決めて勝ったのはヘタレ。

対戦前、相手はかなりヘタレを警戒しただろう。
出ないことが分かって内心ホッとしただろう。

代わりに出てくれた二人は確かに思い切りよく攻めてくれた。
先輩の思いを背負って頑張ってくれた。

でも。。。。。

ヘタレが出ていれば

良くも悪くも、チームの流れを作っていたのはヘタレ。
ヘタレが勝てばチームが勝つ。ヘタレが負ければチームが負ける。

「自分が負けるとチームが負ける」と思い悩んだ日々を考えれば、最終戦は出なくて良かったかなと思うよ
とヘタレが言いました。

そんなことはないよ。

君が出ていれば、逆の結果になったと可能性が高い。

それだけ君は強くなった。

会場の外で整列し、最後の挨拶。

「最後に交代させられたのは、まだまだ自分が弱いからなんだなと思いました」と涙を流しながら反省とも取れる言葉を口にしたヘタレ。

ヘタレがそう言った時、顧問の目に溢れる涙。

彼の涙が何を意味していたのか。聞く気にもなりませんが(笑) 

最後の最後まで辛い選択肢に翻弄されたヘタレ。
しょうがないよと笑っていましたが。。。

無念

その一言に尽きます。