旅立ち2

前の晩。

一足先に旅立ったユカより連絡があり、ヘタレの旅立ちの朝にユカ父とユカ母がお見送りに来てくれるという。

ヘタレの入る寮の鍵を受け取れるのは午後5時まで。
逆算したら、朝8時には出発しておく必要があり。

その旨を伝えると8時に見送りにきてくれることに。

本当に有り難いことです。

夜は色々とあって、寝たのは1時半過ぎ。
んで起きたのは5時半。
長時間のドライブには危険な睡眠時間
(-_-;)

ヘタレのアホがなんやかんやと後回しにしていたことをいつまでもダラダラやってたから、こっちも寝るに寝られないでいたのです。

んま、それは今となっては仕方がないこと。

緊張からか、眠さも感じない。
大丈夫でしょ(;´∀`)

さてさて

3月18日出発の朝であります。

朝8時にお見送りを頂くわけでありますから、朝8時には出発出来なくてはなりません。

用意が出来てなくて待たせるようなことになってはいけません。

ヘタレを起こしてみますが起きません。
ニャロメ!

モエゾウは午前中に稽古なので、既に起きて準備をしています。

モエゾウは7時半出発。
ヘタレは8時出発。
お見送りは8時。

いい加減に起きんかぃ!

で、やっと起きてきたヘタレであります。
そこからバタバタと準備して7時半。

モエゾウが稽古に出発する時間となりました。
モエゾウを見送りに出るヘタレ。
ワタクシもいつもどおり見送りに出ます。

ま、気を付けて行けっち♪
(* ̄∇ ̄)ノ←最近語尾に「っち♪」を付けるのがマイブームなモエゾウ。

おまえもな(* ̄∇ ̄*)とヘタレ。

二人でスマホの写真に収まり、自転車を道端に出して、さて出発…

と、そこでモエゾウがヘタレに手紙をそっと差出し…

モエゾウの目から涙がポロリ。

何泣いてるのよ…とヘタレが言った瞬間、声を出して号泣するモエゾウ。

ヘタレも涙が止まらない。

それでも稽古に行かなくちゃなりません。

モエゾウは大声で号泣しながら自転車で家の前の道を曲がって走っていきます。

ヘタレが泣きながら見送ります。
さすがにワタクシも涙が堪えきれません。

モエゾウが見えなくなると泣き顔のヘタレがワタクシを見ます。

見送ってこいよ。

その言葉に走り出すヘタレ。

角を曲がり、

気を付けてね!と声を掛けて大きく手を振って…

モエゾウと、暫しのお別れとなりました。

時間は7時40分。
急がなくては間に合いません<お見送りに

泣き顔のヘタレを促して、忘れ物がないかの最終チェックをするように伝えます。

5分ほどして外に出ると、ユカ父、ユカ母、そしてアッキー母がお見送りに来てくれました。

本当に有難うございます。ヘタレもすぐに出てきますからと家に入ると、号泣しながらモエゾウに手紙を書いてます。

あのぉ…もうお見送りに来てありますけど…
(^。^;)

外で親御さん達と話をしていると、瞼を腫らしたヘタレが玄関から出てきました。

親御さん達の前に出ると、また涙がポロポロ。

ユカ母から( *´д)/(´д`、)ヨシヨシされて、
行ってきます!

その足で実家に寄って爺ちゃん婆ちゃんにご挨拶。

高速に乗り、一路花の都へ。

連休の初日なので、車が多い。
かと思えば進む。
どっちやねん?と突っ込みながら、車を走らせると空いてきた。

大量の荷物を載せた車は、スピードを増すごとに安定感を増して…

気付けば1○○kmオーバー(^-^;

捕まらないように気を付けながら<何に?

適度に休憩を入れながら走りに走った結果、目的地周辺に到着したのは15時50分。

8時間以上かかるところを7時間くらいですっ飛ばしてきました(笑)

で、寮の住所をナビに入力すると、出てこない。
ヘタレのiPhoneに入力しても出てこない。

周辺で道に迷う羽目に(^_^;)

グルグルと廻って、お店で聞くと、すぐ目と鼻の先。
やっと見つかりました。
ヤットアエタネ(* ̄∇ ̄)ノ

管理人さんに挨拶して、各種説明を受けて、荷物の搬入開始!

鉄筋コンクリート3階建ての2階の部屋。

ヘタレには部屋で荷物を受け取ってもらうことにして、兎に角運び込む。
エレベーターなんてないから階段を幾度も往復。

荷物の搬入が終わると、部屋で荷物の荷ほどき。
あれはこっち、それはあっち、これはどこ?それはどこ?
これはどうするの?あっちはどうしたらよいの?
忙しく仕分けをして、足りないものを買出し。

ちゃっちゃか、ちゃっちゃかと飛ぶ諭吉。

いつかカムバックしておくれよぉ~
( ノД`)…


夜、ヘタレとお疲れ様会。

ご飯中にまたヘタレが涙ポロポロ。

早くもホームシックらしい
( ̄▽ ̄;)アリャリャ

先が思いやられますな。
( -。-) =3

こうして旅立ち当日の夜は更けていきました。