結束

先日の大会で優勝のS中チーム。
本拠地で開催された大会で、S中レギュラー、更に引退した3年生もメンバーに入り地元少剣に、4チームがエントリー。各々が優勝を狙える中、優勝したS中は、次鋒(1年生)・副将(1年生)・大将のメンバー構成で一番見劣りしました。
3人制、前の二人が負ければ終わり。その可能性が高いS中が何故優勝したのか
K中Bチームは先鋒引分、三女2本勝、大将カコが守れずに2本負で代表戦にて敗戦。
準決勝・決勝と同様の流れで引っくり返しての優勝でした。
原動力となったのは大将のKさん。2試合共に自分の先輩から2本取り返して代表戦にて勝利。 引退したとはいえ前レギュラー副将・大将は県内でも指折りの実力者。その二人に勝つどころか2本勝し、代表戦でも勝利したわけですから驚きました。
Kさんの実力があればこそですが、前の二人が必死に繋いだことも大きな要因でした。
試合前Kさんは、その二人に「私まで回して!必ず勝つから!」更に「思い切り闘っておいで!後は私に任して!」「大丈夫、絶対に勝てるからね
と諭すように、また激励するように話していたそうです。
後輩としてはさぞかし頼もしかったことでしょう。
先輩・後輩お互いの信頼が大きな結束を産み出した。そして栄冠を勝ち取った。
団体戦に於いて何より大事な結束。
今のK中に足りないものは正にこれ。
気付く時が来るでしょうか
頼む早く気付いてくれ
K中剣道部