ヘタレちゃんの記録

「準決勝」

TY中との同県対決をヘタレちゃんの豪快な面で制したK中。
準決勝の相手は年末の全国レベルの大会で優勝した強豪中の強豪NK中です。
ですがワタクシとオサキの親父さんは少し自信がありました。
それは前月のドン底錬成会で対戦し、敗けはしたものの良い勝負をしていたからです
剣風が似ていてお互いにしっかり構えて、じっくりと勝負するチーム同士。
進出したチームの名前が呼ばれていきます。
「K中学校」 「ハイ
一気に強豪にのしあがったような頼もしい5人の顔がありました。
緊張の試合開始です。
先鋒アオ。相手はNK中一の実力者。鋭い打ち込みに何度もさらされます。
ところがこの1年生アオの負けん気はチーム1。
隙を見つけてはガンガン攻めます(^^;
終いには試合で一度も試したことのない逆胴まで繰り出しました
※あれから1年、試合や錬成会で逆胴打つのは見ておりません
互角の勝負で延長戦でも勝負つかず。※準決勝から各対戦2分の延長戦。
目の前で後輩の勇姿を見て、次鋒のネコに気合いが入ります。
勝敗つかず延長戦へ。鍔競りからの引き小手
思い出せば今でも鳥肌が立つ文句のつけようがない、見事な引き小手でした。
※それ以降一度も見てないですが(^^;
1勝リードして中堅戦。
ヘタレちゃんの出番です。
が…目の前の勝利を守りに入ったのか打ち込めず相手の攻撃にさらされます
「危ないっ」と何度叫んだことか
何とか引き分けに持ち込むのがやっと。まだまだ精神的な弱さが目立ちます
副将ミツ1年生。小学生時、県内の数々の個人タイトルを獲得した入学当初からレギュラー。
ミツもアオに負けず劣らず気が強い(^^;
臆すことなく攻めた延長戦終了間際。一旦仕切り直しからの相手の面に合わせて返し胴を放ちます
が、一瞬遅く一本取られてしまいました。
勝数・本数共に並んで大将戦です。
大舞台での準決勝。
オサキの緊張はピークに達していました。間合いが近くても動じることなく堂々と勝ちに繋げるオサキの剣道は身を潜め…
試合場の隅に追い込まれたところで面を献上。
K中、1-2で惜敗でした。
ですが県外や県内の強豪と堂々と渡り合い、3位をもぎ取った5人。
今後の活躍を期待するには十分な内容でした