新人戦を振り返って

まるで卒業文集のようなタイトルですが…(笑)

私自身は今回の結果はある程度予測していました。

トーナメント表を見ると、今回優勝したジョジョ校とベスト4で当たる予定。

子ども達は多分皆、そこしか見てなかったと思います。

そこに油断が生まれたのでしょう。

しかしながら今回敗れた相手は人材は揃ってなくとも、左側地区で上位に入ってきた学校。

人材不足を補って余りあるもの、即ちチームワークや繋ぐ意識がしっかりしているからこそ上位に進出したのです。

ヘタ校に欠如しているのは正しくこれ。

試合前に円陣組んで掛け声を出していても、心の繋がり(信頼感)が希薄。
キャプテンシーの乏しさ。

故に、次鋒が取ってきた1本を守ることなく、攻めて打たれたヘタレ。

1-1の状態で考えなく飛び込んでリードを許したユラリンコ。

1本取って代表戦に持ち込む為に4分間闘うことを構築出来ないユカ(酷な話かもしれませんが)

彼女達がどうしたいのか、どうなりたいのか、目標は何なのか。

今一度原点に立ち返って決定する必要があります。

その決定を下級生に打診して話し合い、皆の共通認識として意思統一せねばなりません。

そうすることでチームワークが構築され、繋ぐ意識が生まれるわけです。

やるかやらないかは当人たち次第ですし、這い上がるも上がらないも当人たち次第。

私は見守るしかありませんが、この敗戦を糧にしてほしいと願います。

『何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ。やがて大きな花が咲く』

来年、大きな花が咲きますように。