あとがき。。。かな?感想かな? 5

リーグ戦最終試合。
運命の一戦です。
相手は宿敵。

先鋒戦。リラリラが動きが良くないながらも攻めて攻めて、面1本!
幸先よくヘタ校がリードします。

次鋒戦。ユラリンコがいつもと違う立ち上がり。フワッと立って相手が攻め込んできたところを引いて・・・・・・・
面に乗られてしまいました。これまで幾つもの試合で必ず、先手必勝とばかりに攻め込んでいたのですが、
何故か、何故かこの試合だけは違いました。これも重圧だったのでしょうか。
その後、ユラリンコは悪い癖が出て、遠間から飛び込んで、相手が引いたら追いかけて、また飛び込んでを繰り返し、、、
抜かれて2本目の面を献上してしまいました。

勢いを挫かれたヘタ校。

中堅戦。ヘタレの相手は小柄ですばしっこい相手。
あまり得意じゃないんですが、そうも言ってられない。
試合開始からヘタレ本来の動きで相手を追い詰めます。
場外線近くまで下がった相手に渾身の突き。相手のけぞりますが、1本ならず。
その後段々と相手の動きに合わせてしまうヘタレ。
鍔競りから分かれようと引いたヘタレの面に相手の竹刀が。。。。。。。
このシーンをビデオ撮影をしていたワタクシの声が収録されています。
1歩2歩と下がるヘタレに「あ、危ない、危ない!あ~・・・・・」

引いてはいけないところ、この1年で修正出来ていたところでした。
ここで出てしまうとは・・・・・・・
その後守りに入った相手を崩せずに1本負けとなりました。

現時点で1(1)-2(3)の劣勢です。
副将2年生ミツが闘いを挑みます。
相手は同じ2年生。中学時代もミツと互角の勝負をしてきた相手です。

お互いに一歩も譲らず。
が、しかし、ミツはかなり焦っていたはず。自分が取り返さなきゃ、でも自分が負けると終わる。
大将にはユカが控えていますが、相手の大将は県下指折りの相手で分が悪い。

延長に入った直後でした。
焦る気持ちを見透かしたようにミツの面に合わせて相手の小手が決まりました。

中3人がやられて負けが決定です。
気落ちしたユカが相手大将に負けてヘタ校1勝1敗1分となります。
一方対戦相手は2勝1敗。この時点でヘタ校の優勝は消えました。

もう一方のコートではまだ試合中。
ヘタ校が引き分けた相手A校が先鋒・次鋒と取られていたのは横目で見ていましたが、大将戦でA校の大将が渾身の1撃。大きく盛り上がった会場でした。
あとで結果を見てみると、
先鋒・次鋒が取られて劣勢の中、中堅が2本取り返し、副将が1本勝ちでリード。
が、これで大将が引き分けだと2勝1敗で並ぶことになります。
この場合、ヘタ校に大勝したB校の優勝。
大将が取られてチームが引き分けならヘタ校が2位になりA校は3位に落ちます。

そんな状態で、優勝を決める渾身の1撃なのでした。
2勝1分で堂々の優勝を果たしたA校の部員たちは号泣。
親御さんたちも号泣。

おめでとうございました。
全国での活躍を祈ってます。