何気ない日常

日付変わって2月6日。

先程洗濯が終わった。

洗濯物を篭から取り出して干す。

学校指定のシャツ2枚。

学校指定の靴下4足。

いつもの枚数。

ふと思う。

もうすぐ1枚、2足減るんだな。

ヘタレの登校は今週末まで。

そのうち2日は選抜入試でお休み。

よって実質あと2日。

卒業式前の登校日1日、卒業式当日を合わせてもあと4日しかない。

こうやって干すのも残すところ3日となったのだ。

乾いたシャツは夜にアイロンをかけてやる。

二人のシャツ2枚、ワタクシのYシャツ、面タオル2枚(稽古次第で枚数が増えるが)。

先ずもって大変な作業で、疲れた体に渇を入れて頑張った日もあったな。

何気ない、ほんとに何気ない日常だった。

もう間もなく、こんな日常も終わる。

来年にはまた更に枚数が減る。

手間が減って嬉しいはずが、何とも寂しく…悲しい気分になってしまう。

いつかは巣立つことは承知していたはずなのにな。

家族の形が変わっていく。

親子の縁は続くのだが、家族として1つ屋根の下で過ごす日々は終わりを迎える。

こんな何気ない日常を懐かしく思い出す日がきてしまうのだ。

1日1日を大切に過ごしてみても、まだまだ足りないなぁ…

もう一度、やり直したい。
繰り返したい。

こんな思いを出来るワタクシは本当に幸せ者なのですね。

二人とも。有難う。