激闘の決勝リーグ1

本命はいない と言われていた今年の予選。

去年の秋の新人戦を制したのはヘタ校
全国選抜予選を制したのはホワイ校
4月の春季を制したのはドラ校
ショギョ校も実力者揃い。

第1試合場ではドラ校VSショギョ校
第2試合場ではヘタ校VSホワイ校

ヘタ校のオーダーは変更なし。
先鋒モエゾウの相手は春季大会個人戦のベスト8で負けたIさん。
とりあえず負けのイメージは沸かない。
引き分けてくれて、次鋒ヒーナ、中堅リサリサあたりで取って・・・!と考えていたはずだ、顧問よ(笑)

いざ試合開始!
気合十分のモエゾウ。Iさんを攻めまくります。
試合中盤。モエゾウの面面がIさんの面を捕えましたが、旗上がらず。
冴えわたるモエゾウであります。
Iさんをジリジリと追い込んで、小手(とみせかけて)面!
今度はガッツリと捕えました!
値千金の1本勝ちです!

次鋒ヒーナは果敢に攻めて、惜しい打ちも何本もありました。
1年生ですがハートが強い!
4分間で決まらず、延長2分でも決着つかず、引き分けでした。

中堅リサリサも押し気味で試合を進めます。相手の機先を制して打ち込みますが、あと少しで勝てず。
ここも引き分けに終わります。

副将モモは冷静に且つ大胆に攻めて守って縦横無尽。試合中盤に放った返し胴はタイミンクドンピシャでしたが、1本ならず。引き分けに終わります。

ヘタ校、モエゾウが取ってきた1本を守り切り、大将のミツにすべてを託しました。
相手は県下実力TOP3に入るであろうSさん。去年のインハイ個人戦の代表であります。
試合巧者のミツとSさんは互角の戦いを繰り広げます。
お互いに惜しい打ちを何度も何度も。
本割では決着がつかずに2分間の延長戦へ。
激しい攻防が繰り返されますが、試合終盤にミツに時間空費の反則がきました。
残り20秒ほどからの再開。
Sさんが猛然と攻めまくります。ミツも必死に応戦します。
焦ったら負け。気を入れ直したミツがSさんの打ちを躱して面、決まりませんが冷静さを取り戻しました。
なおも攻めるSさん!
が、時間切れ。

1本を守り通したヘタ校が勝利を手にしました。

1試合場ではドラ校がショギョ校に勝利。

1試合目終了時の成績
ヘタ校:1勝
ドラ校:1勝
ホワイ校:1敗
ショギョ校:1敗

となりました。