インターハイ予選2日目 4(男子団体)
強豪中の強豪と言われていた日も遥か昔のことか。
ヘタ校男子はいつからか、いつのまにか、県下では3番手4番手の実力となってしまいました。
粒は揃っています。皆一人一人、実力はあります。
周りの強豪と比べても遜色なしです。
でも何か気合いが足りない?心が弱い?
男子親はやきもき。
見かねてワタクシも声を掛けたりしましたが。。。
そんな男子ですが
前日の女子の奇跡の逆転優勝、そしてこの日のミツの個人優勝をみて燃えないわけがありません。
気合いの入った男子が団体戦に挑みます。
1回戦、東のIQ高校を剣道で撃破!5(10)-0(0)勝利。
2回戦、西のIQ高校を剣道で撃破!3(3)-0(0)勝利
決勝リーグを賭けた勝負の相手はライバル、優勝候補№2のケイ校。
ここを倒せば勢いに乗る。一気の頂点も夢じゃない。
そんな予感がする相手です。
先鋒は2年生ジンジン(2年)。
相手の先鋒も実力者ですが、うまく闘っています。
試合終了間近。ジンジンの面が炸裂!
ヘタ校1勝リードです。
前日の女子の決勝リーグ1回戦が頭をよぎります。
次鋒はフーミン(3年)。
心優しき副キャプテンは果敢に相手を攻め立てます。
全く互角の勝負でしたが、ほんの一瞬の隙を突かれました。
悔しい1本負けです。
ここまで勝数・本数ともに五分。
中堅はソシロー(3年)。
気合十分に攻め立て、惜しい打ちも何本もありますが、決めきれず!
無念の引き分けであります。
副将ショタ(2年)。
前日の個人戦ベスト8が闘いを挑みます。
本来の実力で相手を追い詰めていきます。
もう少し!もう少し!
残念ながらタイムアップ。引き分けに終わりました。
遂に大将戦。
大将はタイスケ(2年)。個人戦3位の実力者です。
対するケイ校の大将も実力は折り紙付き。
本格派同士の勝負が始まりました。
お互いに1歩も引かず。そしてタイスケが押し気味に試合を進め始めました。
が、、1本が遠い!
引き分けに終わって代表戦となります。
代表に立ったのはソシロー(3年)
3年生。最後のインターハイ予選。今までも数々の代表戦に出てチームを救った男です。
男子顧問に送り出され、意気揚々と試合会場へ。
頑張れ!ソシロー!!!
試合開始!
ソシローが前に出た
打ち気の腕が上がる
相手が出小手を打ってきた
瞬時に小手返し面に切り替えるソシロー
ソシローの竹刀が相手の頭を割る!
旗は相手の小手を優位とみて上がりました。
一瞬でした。
相手に旗が上がったことを確認したソシローがうなだれます。
見て分かります。面の中では号泣しています。
悔しい 悔しい 敗戦でした。
ヘタ校男子成績
ベスト8